5年生の発表は、まず学年目標 「Sou 〜想・爽・奏・聡・創〜」の発表からスタートです。
「Sou」
1つの言葉に込められる年間を通じて大切にし続ける5つの意味が自分たちの言葉で、力強く説明されていきます...。
日々の様子が手に取るように分かる姿でした。
そして、 合奏「情熱大陸〜メインテーマ〜」は、多種の楽器を用いた力強い演奏、軽々なリズム感の中、聞く者の気持ちが高揚する熱量いっぱいの合奏でした。
最後の合唱「マイバラード」も圧倒的な歌声で、来年(最高学年)に備えた日々を過ごす5年生の意気込みが伝わるものでした。
最後の発表は6年生です。
人権劇「青い空 −今、わたしたちができること−」では、広島方面への修学旅行に参加して、調べて、見て、聞いて、感じたこと、そして、今、想うことを人権劇にして伝えました。
発表の根幹には、自分事として捉える子どもたちの姿があり、体験や経験を元に、たくましく成長している6年生の今が感じ取れるものでした。
そして合唱「あすという日が」は、今だけでなく、卒業までの残された小学校生活をどう過ごしていくのか、6年生の想いが歌声から伝わるものでした。
日常を大切にできる力を蓄えていっている6年生だからこそ見せることができた、説得力ある姿だったように感じます…。
高学年の発表は、どちらも午前の部(児童同士が鑑賞)においても、4年生以下の子どもたちが前のめりでステージに注目していたほど、その発表内容の充実度がわかります。
新たな学校として行った今年度の学習発表会、コロナ前のかたちをイメージしてより多くの方々に元気と感動と届けようと開催しましたがいかがでしたでしょうか。
学校では、この日の様子を目指す地点に向かう通過点とできるよう、引き続き数進む方向をしっかり定め、新たな学校の歩みを続けていきたいと考えています。
この日の発表に向けては、練習や学習を進める段階において、地域におられる多くの方々の協力やサポートをいただきました。ありがとうございました。
平日開催にも関わらず、ご都合をつけて来校いただきました多くの皆様にもお礼申し上げます。