2025年2月28日金曜日

垂直避難訓練(全校)

 本校の近くには一級河川「天神川」の上流に位置する「小鴨川」が流れています。

こうした河川は、県内の他の大きな河川と比べ、早く急な流れになりやすい川、いわゆる河川の氾濫が起きやすい危険度の高い川と指摘されています。




地域の指定避難所でもある本校では、こうしたことから学校で行う各年度の訓練計画に垂直避難の内容を盛り込んでいます。

少し前のことになりますが、2月中にこうした訓練を校内で実施しました。



・(校舎周辺の水位上昇による設定)危険を知らせる放送が校内に流れます。

・1階にいた人たちは、先生たちの指示にしたがって2階へ避難します。

 (2階以上のところにいた人たちは、そのまま待機)

・関係者全員の垂直避難が完了したことを確認した後、こうした訓練の必要性、水害時における避難の仕方について、各学級で確認する時間を持ちました。


いざというときに備え、情報を正しく捉え、冷静に命を守る行動ができるよう訓練を続けていきたいと思います。




2025年2月27日木曜日

「優良子ども会」の表彰 〜小鴨地区青少年育成協議会の取組〜

 令和6年度、毎月の子ども会活動が計画的に行われるなど、活発な活動の様子が顕著だった3町区の子ども会代表児童が、小鴨地区青少年育成協議会の方より表彰を受けました。


特色ある地域の取組が行われたり、世代をまたいで交流が行われたりしたとのこと…。

子どもたちは地域の人とのつながりの中でも育っています。

こうした取組により、ふるさとに愛着と持ち続ける子どもたちが増えていくことを願っています。


青少年育成協議会の皆様、表彰いただきありがとうございました。




2025年2月26日水曜日

令和6年度第4回「地域学校委員会」の開催(2月21日)

 新たな学校として開催した「地域学校委員会」の最終回、第4回を先週末21日(金)に開催しました。

時間の経過とともに、打ち解け変容を遂げてきた子どもたち、先生たち、そして学校全体の様子を委員の皆様に確認いただきました。



(委員会のメニューは次のとおり)

・学習参観

・給食交流(2年〜5年)

・学校経営の進捗状況(学校評価の最終自己評価)についての説明

・協議、意見交換


学校統合初年度の取組、動き、子どもたちの様子を下に、統合2年目にあたる次年度に向けたご意見をたくさんいただきました。


頂いたご意見等を踏まえ、次年度の学校経営にいかしたいと思います。

また、委員の皆様に承認いただいた学校評価(最終評価)の内容についても、後日このホームページ内に掲載したいと思います。

お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。




2025年2月25日火曜日

いきいきとした、学校の主役たち 〜委員会活動の取組から〜(その2)

 前回に続き、活発な委員会活動の様子を紹介します。

今回は体育委員会が行った取組についてです。


冬場は外(校庭)で体を動かず事ができない日も増えます。

そんなみんなのことを考え、体育委員会の皆さんは、体育館で楽しく体を動かすためのイベントを企画しました。


器具庫から持ち出されたものを、自分たちでレイアウトしていきます。

「みんなで体を動かそう!」と、

昼の放送の呼びかけに対して、この日の割当となった学年(この日は低学年)の子どもたちがどんどん集まってきます。


説明をしたり、見本をして見せたり、

活動の相手になったり、ときには一緒に横について見守ったり…

低学年の気持ちになって、どう動くといいのか考えてイベントを運営していきます。




低学年の皆さんの楽しそうな笑顔が、だんだん嬉しそうな笑顔に見えてきました。

委員会の皆さん、この日のイベントも大成功になりましたね。





2025年2月21日金曜日

いきいきとした、学校の主役たち 〜委員会活動の取組から〜(その1)

3月の到来を間近に控え、 長引く寒波の影響が続く、2月後半のある日の給食時間に流れた校内放送には、委員会から全校児童に向けたメッセージが続きます。


ふれあい委員会、体育委員会、図書委員会…、

委員会を構成するメンバーが自分たちで学校を盛り上げ、学校生活に潤いを与えようとイベントを開催準備をすすめているようです。

誰かのためにできることを考え、行動していく力がついてきていると感じています。


今回は、降り続く雪の様子から、急遽ボランティア委員会が行った動きの様子を紹介をします。

「昼休憩、雪かきをします。手伝える人は集まってください!」


この放送に反応した人たちが、どんどん集まって雪かきが始まりました。

給食配送車の搬入口や校舎玄関周りといった、多くの人への影響がある場所を選んで、作業が進みます。


誰かのために、自分にできることを考えて動く力が大きくなっていますね。

みなと行ったこうした光景も、素敵な思い出のひとつになっていくことでしょう。

みんなが笑顔になっていく学校の主役たちのいきいきとした姿がありました。








2025年2月20日木曜日

「日々の学び」に向かう様子(その3)(2年)

昨日に続き、「日々の学び」に向かう様子をお伝えするシリーズ第3弾(最終)です。

今回は、2年生教室で行われていた「書写」の学習の様子です。


これまでに習った漢字を用いながら学習が進みます。

様子を見ていて気づいたことですが、子どもたちの様子に複数の学級に共通して感じるところがありました。


背筋がピンと伸び、机と頭の距離が適切に保たれた姿勢の人が多くなったように感じます。

鉛筆に変わり、ペンを用いた学習でしたが、ペンの握り方が力強くなっています。


そして、最も注目した大きな変化がさらに…。

それは、ペンを持つ方と反対の手の添え方が自然にできるようになっていた点です。


書字の上達だけでなく、日々の生活に役立つこうした変化が年度末に近づく今、当たり前になってきている点を嬉しく思います。


よい姿勢は、よい集中を支えます。

よい集中は、前向きな意欲を高めていくことでしょう。


来る、「3年生ゼロ学期」に向けた準備が進んでいる2年生の様子が伺えました。


2025年2月19日水曜日

「日々の学び」に向かう様子(その2)(4年)

 昨日に続き、「日々の学び」に向かう様子、第2弾をお伝えします。

今回は、4年生教室で行われていた「算数」の学習の様子です。


「きまりを見つけて答えを出す」

この日の学習のめあてに向かって、学習が進みます。

課題のつかみがおわると、みなの力で課題克服のための学習がスタートします。

複数の考え方の示し合いが始まりました。




聞いたり、説明したり自分たちでどんどん学び合いをすすめていきます。

噛み砕いて説明したり、図にしてわかりやすく話そうとする人や、必死に聞き入って理解をしていこうとする人の様子を先生は静かに見守っています。


「自分の考えを持ち、工夫して表現する力」

とっとり学力学習状況調査の結果から、課題のひとつとして明らかになっているのが、「自分の考えを持ち、工夫して表現する」点です。

「自分で解決したい」気持ちの高まりが感じられる空間では、グループごとになっても決して集中力が途切れません…。

新たな方法や別の考えに触れ、目を輝かしていく子どもたちは、協同的な学習の場面を通して、「いきいきと」学びをつかもうとしている姿に映りました。











解決したいポイントはコーディネーター役で、子どもたちは自分たちで課題に迫る考え方にどんどん触れていきます。

よく見ていると、説明する人は、聞く人の立場になって言葉を選び、説明が続きます。






2025年2月18日火曜日

「日々の学び」に向かう様子(その1)(3年)

 2月も中〜下旬に差し掛かりにかけ、年度の締めくくりの終盤戦に入っています。


卒業や進級を前に、心を落ち着け、日々の生活を過ごす子どもたちの様子を今日から3回連続でお伝えします。

今回は3年生、「書写」での様子です。



道具の準備や説明を聞き、ポイントをおさえていく子どもたちの様子から落ち着いた朝のスタートを切ることができている様子が伺えます。

手本を示し、ポイントの説明には、ICT機器を用いた視覚支援が用いられます。

子どもたち個々が目標を定め、確保された活動時間を使って、試行錯誤をしながら作品を仕上げていく、これも「自由進度」を意識した学びの機会のひとつと言えます。


このあと、いい表情、気持ちよい集中が続く中で清書に向けた活動が続いていきました。






2025年2月17日月曜日

第3回PTAボランティア作業(2月16日)

 今年度計画の最終回、第3回PTAボランティア作業が、昨日2月16日(日)午前8時から行われました。

最終回の作業内容は、校舎や体育館内の清掃(窓拭き、廊下の汚れとり等)をです。


汚れのひとつひとつは、子どもたちの生活のあしあとです…。

「元気に生活しているんだな」と感じていただきながら、作業していただけたのではないでしょうか。



多くの方々にご参加いただき、あっという間に、窓や廊下等とてもきれいになりました。

おかげさまで、子どもたちは残りの時間を気持ちよく過ごすことができます。

3月14日に予定の卒業式、同じく21日に予定の修了式に向け、教育環境が整いました。


今回、担当としてご参加いただいた多くのPTA会員の皆様、早朝からご協力ありがとうございました。

引き続き、よろしくお願いいたします。


2025年2月14日金曜日

生活科「むかしのあそびをしよう」(1年)

あやとり、おはじき、めんこ

けんだま、竹とんぼ

だるま落とし、お手玉

はねつき、こま




 昨日13日(木)、1年生は、地域の方々23名と一緒に、「むかしあそび」を楽しみました。

「楽しかった。」

「いっぱい、『上手だよ。』と言ってもらって嬉しかった。」

「むかしのめんこをもらったよ。」

様々な子どもたちの感想が聞かれています…。


楽しかった記憶には、遊びの内容だけでなく、一緒に遊んでくださった地域の方々の笑顔や声かけが、いつまでも子どもたちの心に残っていくことでしょう。


「地域が好き、人が好き、そして、ふるさとっていいな…」

こうした思いがいつまでも残っていってほしいと願っています。


広がった校区(小鴨,上小鴨地域)のどちらからも昨年度の倍以上の方々に来校いただきました。たくさんの地域の皆さんとの時間が子どもたちにとっても、素敵な時間となりました。

今後も度々来校いただき、子どもたちとの時間を過ごしていただきたいと思います。

ありがとうございました。


2025年2月13日木曜日

今年度最後の「クラブ活動」

 先週の6日(木)には、4年生以上が活動する「クラブ活動」の今年度最後の活動が行われました。

学校統合により、参加人数が増える見込みだったことから、新たなクラブも準備し、活動をスタートしました。

そのひとつに「華道クラブ」がありました。

池坊倉吉教室より指導の方に来校いただき、子どもたちは季節感を味わいながら生け花を楽しみました。

全校児童、来校される方々にご覧いただくこともあったことでしょう。

今回も、個性の光る作品が廊下に展示されています…。

しばらくは展示されますので、ご来校の際にはぜひご覧ください。


一年間、ご指導いただきました各クラブ指導の皆様、大変お世話になりました。

子どもたちにとって、有意義な時間となったと思います。

次年度以降も引き続きよろしくお願いします。

2025年2月12日水曜日

校内研究の推進(4年)

 年度も終盤に差し掛かり、新たな学校としてすすめてきた校内研究の歩みを総括して、次年度に向けての方向性を確かめていく段階に入っています。

今年度、取り組み始めた研究は「特別の教科 道徳」の研究を通して、子どもたちの心を育む取組です。

その取組は、道徳の時間という授業(学習)の場面だけの捉えから、いつでもどこでも、生活のあらゆる場面の日常から心あり様を確認し、そして見つめ直すものへと変わってきています。



取組の成果は子どもたちの姿に、そして先生たちの言動にも現れはじめています…。

「いいな」と感じたことを「大事」にできるように、繰り返し、そして何度でも学びを生活につなぐ取組は続きます。


この日、子どもたちは注目し、言葉にしたキーワードは「強い心」。

大切な気づきを、「清らかに いきいきと たくましい」姿に近づく力へと変えていきましょう。


2025年2月10日月曜日

令和7年度 新入学保護者説明会

この冬一番の寒気に覆われる日々が続き中、先週末の7日(金)には、来年度入学予定の保護者を対象の入学説明会を行いました。

秋天候の中、多くの保護者の皆様に来校いただきました。




新生活に期待を膨らむ中、様々な準備をお願いすることがあります。

お渡しした資料を確認いただき、ご準備をすすめていただければと思います。

おもちゃパーティー(1、2年生)保護者に加え、新入学予定のお子さんと小学生との交流の機会も設けていましたが、悪天候(降雪、落雷)による児童の安全な下校が心配となる状況から、残念ながらこちらは「中止」としましたが、小さい子を喜ばそうと、5年生児童が作成したキャラクターが玄関で来校者をお出迎えしています…。

保護者説明のあとには、保護者同士のワークショップ、そして学用品販売も行われました。


関係の皆様、悪天候の中、来校いただきありがとうございました。

児童、職員一同新たな年の皆さんとの生活を心待ちにしています…。





2025年2月7日金曜日

おもちゃパーティー(1、2年生)

 2年生がクラスごとに分かれて1年生を招き、企画(制作)した遊びを運営しながら、楽しく交流をする時間をもちました。


「1年生が楽しむことができる遊びって…?」

「やり方、ルールがわかっていないと1年生は楽しめないよ。」

「声をかけて、参加しやすくしようかな。」


当日、の会場では先生たちは様子を見守りながら参加しますが、指示は出しません。

2年生の皆さんは、「自分たちが、自分たちで…」の気持ちが強め、話し合いをしながらパーティーをすすめていきます。

1年生の笑顔が嬉しくって、会場に活気がでていきます。



アイデアを出し合い、役割を決めて準備をすすめてた2年生のみなさん、1年生も楽しそうに「おもちゃパーティー」に参加できていましたね。

だれかのために力を発揮できる、素敵な成長の姿がたくさん見られていました。





2025年2月6日木曜日

来校ありがとうございます。〜今年度最後の参観日の様子から〜

 先週29日(水)には、今年度最後となる参観日(いのちの教育)を行いました。

全学年、どのクラスにおいても、自分や友だちの大切な心と体のことをよく知り、大事にしていくことができることをねらい、こうした学びの機会を設けています。

 ・プライベートゾーンをまもる方法を考える

 ・おへそのひみつ

 ・からだを守るために

 ・思春期に現れる体と心の変化

 ・人とのよい距離の取り方とは

 ・よりよい関係を築くために大切なことって…




学習参観後には、学級(学年)懇談も行いました。

また、参観日に実施することで、こうした学習のねらいを親子で理解いただき、家庭においても適切な関わりをしていただくきっかけとしていただくこともねらっています。


4月に新しい環境で生活をはじめて以来、子どもたちの心とからだは変化を続けています。

こうした変化を適切に受け止め、家庭・地域、学校で子どもたちのよりよい変化につなげていきたいと考えています。






2025年2月5日水曜日

ボテ茶体験(3年)

 むらの伝統文化として残る「ボテ茶」

「ボテ茶」を守ってきたものは人と人のとつながりで、その人々の温かな心はそのまま「ボテ茶」を守る心へとなっていった…。


3年生は、小鴨コニュニティーセンターに出向き、地域に伝わる「ボテ茶」体験を行いました。

そして、紙芝居; さぁさぁ お茶にしましょうか −ボテ茶の由来− 

をみんなで聞いたあと、地域の皆さんに教わりながらボテ茶体験(お茶をたてる、いただく)を行いました。

「ボテ茶」の味だけでなく、地域に伝え残してこられた多くの人々の思いを思い浮かべながら、地域を知る学習をすすめていきましょう。






たくさんの地域の方々にお世話になりました。ありがとうございました。












2025年2月4日火曜日

「おはなしかい」へようこそ 〜読み聞かせボランティア〜

 毎週、月、金曜日(週2回)に来校され、読み聞かせを続けてくださっている、読み聞かせボランティア「カモミール」の皆さんが、1月下旬には1,2年生の子どもたちのために「おはなしかい」を開催してくだだいました。


このおはなし会は、昨年度までは旧上小鴨小学校で続けられてきた活動でした。

学校統合により「新たな小鴨小学校」となったこれからも継続できないかと、関係者で検討し開催してきたものです…。


1学期の開催以来の2回目の「おはなしかい」に、子どもたちは楽しみな様子…。

読み聞かせがはじまると、前回同様に姿勢がどんどん前のめりになり、食い入るように耳を済ませて絵本の世界に引き込まれていきました。





感じたことをつぶやいたり、一緒に踊ったりと、楽しい時間があっという間に過ぎていきましたね。

カモミールの皆さん、心温まる楽しい時間をありがとうございました。

引き続き、よろしくお願いします。








2025年2月3日月曜日

卒業写真撮影(6年)

 先週(1月最終週)には、6年生が卒業写真の撮影を行いました。


入学式の後にお家の人と一緒に撮った写真以来の高いひな壇にのぼって行う写真撮影です。

あの時から、6年あまりの月日が過ぎようとしています…。


2月に入り、残された小学校生活はさらにあっという間に過ぎていくことでしょう。

今日を、今を、この瞬間を大切にして、心穏やかな時間を過ごしていきましょう。




校内授業研究会(6月25日)(5年)

 本校では「特別の教科 道徳」を研究教科にし、研究をすすめています。 「ともに よりよく生きようとする」児童の育成は、教員一人一人のよりよく生きようとする姿をかたちつくる取組でもあります。 学校で学ぶよさのひとつには、「自分を見つめながら 多様な感じ方や考え方に接することができる...