2025年1月31日金曜日

「ともに学び、ともに伸びる」〜事後研究の様子から〜

 先日お伝えした6年生で行った人権学習「社会的な立場の自覚を深める学習」の授業公開後には、校内全職員で事後研究会を行いました。


研究会では、本時の学習の進め方だけでなく、これまで続けてきた全校での人権学習のあり方も含めて振り返っていきました。

こうした振り返りは、よりよい教育の創造をしていくためには欠かせませんが、何より大切なのは教育者である前に私たち一人一人が人として大切なものに気づき、学び、歩みをすすめていくことです。




令和6年度版「小鴨教育」…(教育要覧) にある目指す教員像には、「ともに学び」との記載があります。
こうした光景を積み重ねながら、子どもたちそして、先生たちが「ともに伸びる」学校づくりをすすめていきたいと思います。








2025年1月30日木曜日

体操服の校章の色変更について(お知らせ)

 このことについて1月28日付文書を配布し、保護者の皆様には既にお知らせしています。

体操服決定に至る経緯につきましては、昨年度(令和5年度)までの学校統合にかかる様々な動きの中で統合準備委員の皆様をはじめとした地域の皆様のご理解を得て現在のデザイン決定に至っています。

こうした経緯もあるため、この機会に地域の皆様にも広くお知らせさせていただくものです。


配布文書、画像写真(色の変更)を添付しております。

ご理解いただきますようお願いいたします。




お知らせ内容の概要は以下のとおり

◯メーカーからの連絡内容 

 ・新体操服(令和6年4月から採用)の校章部分の色を変更したい。

◯色変更について

 ・現行の色より、少し鮮やかな色(できる限り現行の色に近いものが採用)

◯変更理由

 ・インクの保持管理数(種類)の絞り込みを行ったことによる現行の色をなくすもの

  このため、現行のインクによる製造が困難となった。

◯その他

 ・在庫がなくなるまでは、現行の色の校章がプリントされた体操服が販売される。

 ・新しい色による製造開始は4月から

  (新たな色の校章がプリントされた体操服にいつ切り替わるかは在庫状況によるため不明)

 ・今後も旧小鴨小、旧上小鴨小で使用していたもの、現行のもの、どれも使用可能。

2025年1月29日水曜日

人権学習〜自分との向き合いの時間〜(6年)

1月も最終週に入っています。

6年生として過ごす生活時間が刻々と少なくなってきています。

 

先週のこと、6年生の教室では季節性インフルエンザ流行の影響から延期となっていた学習「社会的な立場の自覚を深める学習」が進められました。この学習は、入学後からこれまでずっと続けてきた人権学習の延長上に位置づけられる学びの時間です。


学習のねらいは「高め合い、つながるために…」

じっくりと自分たちの変化を確認していきながら、誰もが自分自身と向き合っていきます。


「『差別』とは…」、「自分との関係は…」、「自分がどうありたいか…」

強く思うことが、ことを成す原動力になっていきますね。

自分と向き合い、志をもつ仲間の姿に刺激を受け、前を向くエネルギーを得たようです。




一人一人の学びは、これからも、大人になってからも続いていきます…。

子どもたちも先生たちも。

今日も明日も、よりよい社会を築く主体者として力強く自ら考え、行動していきましょう。







2025年1月28日火曜日

「自主的な学びの場」(先生たちの様子から)

自ら学んだことを校内(他の先生たち)に伝達する

最新の取組や学校を取り巻く状況を共有する

そして、自らの学びをアウトプットし、理解度や実践の意欲を高める


こうした同僚の姿に触発を受け、「自分も…」と自ら意欲を喚起していく先生たちによる仲間を集い、学びや気づきの輪を広げようとする動き(自主的な学び=校内研修)が、今年度後半からよく見られるようになってきています。


この日のテーマは「情報教育」についてです。

学んだこと、普段考えていること、チャレンジしたこと等…、研修講師役の先生は、皆の学びの機会をつくろうと、意図を持って学びの機会を設定していきます。

会場の雰囲気も自分たちですすめていくためか、どこか和やかさを感じます。



「学びは自らつかみとり、そして、子どもたちに還元する…」

会場を後にした先生たちの会話から、先生たちそれぞれの研鑽が始まっていることに気づきます。

こうした主体的な数々の姿が新しい学校づくりの推進力となっていること嬉しく思います。









 



2025年1月27日月曜日

「◯◯学年 ゼロ学期」の歩み(全校)

 3学期にはこの1地年間の学習内容の理解や定着の様子を確認する、そして残りの期間に積み残した部分があれば取り組みを行っておくため、標準学力検査(NRT)を行います。

本校でも先週(21日〜24日)には、1.2年が国語と算数(2教科)、3年以上では国語、算数、理科、社会(4教科)に取り組みました。



「今年度のことは今年度のうちに…」

このことが、来る4月からの新生活への確実な準備につながっていきます。

限られた「◯◯学年 ゼロ学期」の時間を大切にしていきましょう。





2025年1月24日金曜日

「自ら求め、支え合う、つかみとる」…ドリルタイム(全校)

 校内放送が流れると、それまでの活動(昼休憩中の活動)をやめ、全校が教室移動を始めます。そして、言われるまでもなく、準備ができた人から「ドリルタイム」の活動に取りかかります。


チャイムが鳴る頃にはどのフロアー(全学年)も静寂に包まれ、教室の中では子どもたち個々が問題に向かいはじめています。

自分自身と向き合う時間を過ごしています。



「なるほど…」と、考えながら問題に向き合っていると、どんどん意欲が高まり「もっと…」の気持ちが大きくなっていきますね。

答え合わせの場所では、解説したり、解法のポイントを聞いたりしていきます。


学力向上の下支えする力のひとつと言われる「非認知能力」を自ら高めていくことができるよう、子どもたち自身が「自己調整」する機会をこの「ドリルタイム」以外の場面でも積極的に取り入れています。

持てる力を自ら伸ばそうと、いきいきとした子どもたちの姿、自ら求め、支え合い、つかみとる姿が眼の前に広がります。

4月、開校したばかりの頃、全校で確認し合った私たち一人一人が進もうとした方向性…、

およそ10が月経った現在には、今回紹介したような子どもたちの具体の姿になって確認できるまでになってきていることを何より嬉しく思います。

本校の校訓 「追求」 「敬愛」 「進取」の姿を具現化、自ら求め、支え合い、そして、つかみとろうとする姿をこれからも大切に生活していきましょう。


行動が習慣となり、人格、そして運命をも変えていくことを願っています。






2025年1月23日木曜日

避難訓練(全校)

 火災、地震の災害発生を想定し、「引き渡し」の訓練協力も得たりしてこれまでに何度か実施しています。今年度の実施計画に基づき、今回の実施は「不審者」対応のための訓練を全校で実施しました。

今回は学校滞在中を想定したものでしたが、登下校中、自宅への帰宅後にも注意が必要です。


校内では、関係職員が作成した行動マニュアルに沿ってそれぞれの動きを冷静にできたかどうか…、確認していきました。

警察署の職員の方からも留意すべき点のアドバイスをいただきました。


「いかのおすし」

 いか; ついていかない 

 の ; らない (知らない人の車には…)

 お ; おごえをだす (ブザーや笛も効果的)

 す ; ぐにげる (間合いをとりましょう)

 し ; らせる (特徴を知らせましょう)


自分や周りの人の身(いのち)を守るため、冷静に判断し行動できる力をつけていきましょう。



倉吉警察署の皆さん、ご協力ありがとうございました。


2025年1月22日水曜日

認知症絵本教室(4年)

日本人の平均寿命は年々伸びていますが、年齢とともにリスクが上がる病気のひとつと言われる「認知症」…、大切な家族が発症する場合もあり、子どもたちにとっても決して他人事ではありません。 


この日は、来校いただいた大人(市職員や地域の方々)から2点(①認知症とは? ②その方の気持ち)について、お話を聞き、私たちにできることを考えていきました。


・もの忘れが…

・判断や理解力が…

・時間や場所の認知が…

さらには

・人柄に変化が…

・不安感の高まりが…

・意欲の低下が…


認知症について理解をしていく4年生…。

一見、わかりにくかったり、日によって状態が違ったりと、接する際にも分かっていないと、かえって症状を悪化させていまいかねないことがあることも知りました。


令和6年1月、認知症基本法(共生社会の実現を推進するための認知症基本法)が施行されました。

「私たちにできることは何だろうか?」

私達が暮らす社会や様々な立場の人たちとのつながりを意識していく4年生、

誰もが慣れた地域で人とつながり、希望を持ち自分らしく暮らしていくことができる社会を目指す動きがすすめられていること、そのための多くの人々の動きがあることを知り、そうした社会に暮らしている自分とのつながりを意識していくことができました。

この後の学習につながる貴重な機会となりました。




一緒に4年生と学びに参加していただいた皆様、ありがとうございました。


2025年1月21日火曜日

「自らの人生の社長になる 」(6年)

 先週15日(水)、6年生がゲストティーチャーを招き、「志授業」を行いました。

志とは「自分が歩んでいく(いのちが向かう)ところ」で、幸福感に包まれる人生をおくることを可能にしていく。

自分の人生をよりよくしていくことができるのは自分、つまり、志を立てることは「自らの人生の社長になる」とのお話がありました。



徐々に子どもたちの目の色が変わり始めます…。

新たな価値観に出合い、そして気づきを意識に変え、行動に移そうとしていく様子に「自分で考え判断し、行動していく」ことに注力してきた6年生のたくましい成長の姿を見取ることができました。

「自分で伸ばす」経験値を高めて、自らに対する自信を蓄えましょう。

一歩ずつ、確実に、さらなる成長を続けていく様子が楽しみです。




2025年1月20日月曜日

「マンホールトイレ」の工事開始

 今週に入り、「マンホールトイレ」の工事作業が始まりました。

現在は、本格工事開始前の作業(校舎南東部に位置する市道の掘削)が行われています。

※工事範囲には、進入制限が設けられ、子どもたちも気をつけて休憩時間には校庭で体を動かしています。




今後、掘削等工事範囲が、体育館東側(校庭側面部に沿って)に広がる予定で、工事期間は2月いっぱいまでの予定となっています。

しばらくの間、ご不便をおかけします。

学校施設を使用される際にはご注意願います。


2025年1月17日金曜日

新たな学びのスタイル「自由進度学習」への挑み(4年)

 高学年では複数教科にまたがり、動きをすすめる「個別最適な学び」への動きが、4年生にも広がりを見せています。

45分間の学習における一場面であったり、単元内のある日の学習場面(45分間)であったりと、その取組の形態は子どもの実態や学習内容にせまるねらいに沿って変わりますが、こうした学びの機会の重要度が増していることへの理解が、先生たちの間に広がりを見せています。



授業を通して、行われる探究型の学習体験の積み重ねにより、子どもたちの学習に向かう様子に変化をもたらすと考えています。

「課題設定」 「情報収集」 「情報分析」 「まとめ・表現」

こうした探求プロセスを自然に自らのものにしていって、学びをつかみ取るスキルを獲得していきましょう。

学んだ知識・技能をフル活用して、新たな気づきを生み出す体験を重ねましょう。


こうした「主体的学習者」を育む取組の裾野を広げ、本校の校訓にある「追求」「進取」といった目指す姿に迫っていく取組を続けていきたいと思います。

 



2025年1月16日木曜日

3園との交流会(1年)

 毎年、本校には転入される方も含め、2桁を超える各園関係等多方面からの新1年生として新入生を迎えます。

旧小鴨小時代から続く交流会は、今年度より上小鴨保育園を加え、3園との交流会へとなりました。こうした中、校区内にある3園(小鴨保育園、西倉吉保育園、上小鴨保育園)の年長園児と本校1年生との交流会が企画されました。



小学校で学校生活10ヶ月目を迎え、お友達が増えたり、できることがたくさんになった1年生は、立派なお兄さん、お姉さんになりました。

久しぶりの再会に心を弾ませ、楽しい時間を過ごしたことでしょう。

「来年の入学を楽しみに待っているよ」との思いを伝えることができたことでしょう。


各園の関係者の皆様、こうした穏やかな交流の機会を与えていただきありがとうございました。





2025年1月15日水曜日

「非常用井戸」の工事完了

 1月中に実施予定の「マンホールトイレ」工事に先立ち、トイレ使用時に必要となる給水手段の確保のための「非常用井戸」の工事が完了しました。



今後は体育館東側に沿って、グランド脇に「マンホールトイレ」用の大きな管が埋め込まれるなど、本格的な災害用トイレ工事がすすめられる予定となっています。


万一の災害発生時には、近隣住民の『指定避難所』となっている本校です。

こうして、多くの地域住民の方々が避難された際、安心して過ごすことができる環境が整っていくことを嬉しく思います。


工事開始の際には改めてお知らせしますが、学校施設を利用される際など、今後しばらくご不便をおかけすることになります。

ご理解をいただきますようお願いします。


2025年1月14日火曜日

寒波到来。元気に登校、そして…

 先週10日(金)の朝には、外一面の様子が「銀世界」に一変…。

幸い、風、降雪の状況等、登校に大きな支障がないことで、「通常登校」できました。

各ご家庭、そして登校見守りをいただいた多くの皆様、子どもたちの安全な登校へのご配慮をいただき、ありがとうございました。


登校後の子どもたちは、元気いっぱい…。

休憩時の校庭には、白い新雪を使って「雪だるま」づくりが始める子どもたちの姿がありました。


季節は「大寒」に向かう最も寒さが厳しくなる頃になっていきます。

全国的に広がっている感染症への対策も行いながら、健康な毎日を過ごしていきましょう。






2025年1月10日金曜日

本日(1月10日)の登校について

 朝、6時時点での状況は、以下の通りです。

 ・警報の発令なし(倉吉地区)

 ・学校周辺の降雪状況(4〜5cm)…低学年でも歩行可能と判断

 ・強い風が吹いていない…見通し悪い、風に飛ばされやすい状況なしと判断

  

 以上のことから、本日は『通常登校』とします。

(昨日、「マチコミ」にてお知らせのとおり、改めての連絡は行っていません)


 児童の皆さんは、足元に気をつけ、「安全第一」で登校しましょう。

 



 安全ボランティアの皆さん、毎朝本当にありがとうございます。

 本日もよろしくお願いいたします。

 

2025年1月9日木曜日

子どもたちが冬休み中には…

 子どもたちが休み中の期間には、学校では職員が職員研修を行っています。

本校では、外部の講師を呼んだり、教育委員会の方の指導をあえて仰がず、校外での研修に参加をした同僚職員が講師となって主体的に進めるかたちの研修を時期をみて積極的にすすめています。

昨年からはじめたこの動きは、今年度では夏休み期に行ったものに続く第2弾…。


今、自分たちが課題感をもつものや深堀りしたい内容等について、自発的に研修を運営していく姿、刺激を受け、一緒に学びを深めていこうする自立的な集団の姿が目前に広がっていました。

内容は2本立て ①特別の教科「道徳」の評価について

        ②児童を主体的な学習に導くICT機器の効果的な活用について


・学び・気づきは、みなと共有する。

・多様な考えに触れ、己の知見を広げていく。

・児童やこれまでの実践を振り返り、実態に合う工夫や修正箇所をイメージしていく。



先生たちの主体的で前向きな姿が「よい準備」を生み、子どもたちを『主体的学習者』に導く原動力となっていくことでしょう。

本校の校訓 『追求』『敬愛』そして『進取』を具現化したたくましい姿が、職員研修の様子にありました。

子どもたち同様、「◯◯のために、自分で考えて行動する力」が先生たちにも確実に備わってきていることを嬉しく思います。








2025年1月8日水曜日

3学期始業式

 新年が明けました。

今年の干支は「巳」、成長や変革の年とされ、劇的な変化が起こる年と言われています。

これまでの努力や準備が実を結ぶ一年にしたいと思います。

保護者・地域の皆様、本年もよろしくお願いいたします。


さて、本日の3学期始業式では、学年代表の皆さんからは以下の言葉が聞かれました。


 ・黙って掃除をする。手本にしたい人をよく見てまねる。

 ・先生がいないとき、自分たちで考えて行動する。

 ・縄跳びにがんばりたい。

 ・「さんづけ」を続けたい。

 ・テストにがんばる。90点以上を目指す。

 ・皆が楽しむことができるようアイデアを出したい。

 ・卒業に向け、日々を大切にする。


マイクを使わず、はっきりとした声での語り口にも感心しますが、 何より一目を置いた点は「考え、判断して行動する意識」の高まりが一段と感じられた点でした。

これまでやってきたことに手応えを感じ、さらに工夫する意欲を高めているのでしょう…。

「清らかで いきいきと たくましい」本校の目指す児童像に近づく児童がますます増えていることを嬉しく、誇らしく思います。


年度内で、最も心穏やかに過ごすことができる学校生活を皆の力でつくっていきましょう。




外部講師を招いての「おなか元気教室」(1年生)

本校でも、12月に入ってインフルエンザ感染症で体調を崩す人が出るようになりました。 現在は毎朝、健康委員のみなさんによる、「手洗い、消毒、換気」のかけ声が聞かれています…。  さて、様々な企業の社会貢献活動が進む中、教育活動に関わる動きも多くなっています。 こうした中、腸内環境の...