校内放送が流れると、それまでの活動(昼休憩中の活動)をやめ、全校が教室移動を始めます。そして、言われるまでもなく、準備ができた人から「ドリルタイム」の活動に取りかかります。
チャイムが鳴る頃にはどのフロアー(全学年)も静寂に包まれ、教室の中では子どもたち個々が問題に向かいはじめています。
自分自身と向き合う時間を過ごしています。
「なるほど…」と、考えながら問題に向き合っていると、どんどん意欲が高まり「もっと…」の気持ちが大きくなっていきますね。
答え合わせの場所では、解説したり、解法のポイントを聞いたりしていきます。
学力向上の下支えする力のひとつと言われる「非認知能力」を自ら高めていくことができるよう、子どもたち自身が「自己調整」する機会をこの「ドリルタイム」以外の場面でも積極的に取り入れています。
持てる力を自ら伸ばそうと、いきいきとした子どもたちの姿、自ら求め、支え合い、つかみとる姿が眼の前に広がります。
4月、開校したばかりの頃、全校で確認し合った私たち一人一人が進もうとした方向性…、
およそ10が月経った現在には、今回紹介したような子どもたちの具体の姿になって確認できるまでになってきていることを何より嬉しく思います。
本校の校訓 「追求」 「敬愛」 「進取」の姿を具現化、自ら求め、支え合い、そして、つかみとろうとする姿をこれからも大切に生活していきましょう。
行動が習慣となり、人格、そして運命をも変えていくことを願っています。