2025年6月30日月曜日

「顔つけ」から「浮く」へのステップアップ 〜水に慣れる体験〜(1年)

 体育の学習では、どの学年もプールでの「水泳」の学習がはじまっています。


1年生の学習の時間では、「水に慣れる」「水への恐怖心を軽減する」をねらった活動が続いています。

水への「顔つけ」に慣れた子どもたちは、次の段階「顔をつけて歩く」を行っていましたが、この日の活動では「水の中で浮く」に取り組んでいました。


少しずつ、そして確実に水に慣れ、泳ぎに向けた活動前の段階をすすめている様子がよくわかりました。

お手本を見て、「よし、やってみよう」の活動ができていましたね。

「みんなで学ぶ」ことのよさも感じながら、学習をすすめていきましょう。



2025年6月27日金曜日

給食センター栄養教諭による「食に関する指導」(2〜6年)

 今月後半から来月上旬にかけ、2年生以上の12学級において、市給食センターに勤務される栄養教諭の先生の「食に関する指導」が行われています。

 2年生;「野菜について」

 3年生;「かみかみパワー大発見」

 4年生;「倉吉に感謝していただこう」

 5年生;「おやつの取り方について考えよう」

 6年生;「紙上バイキングをしよう」



 2年生の教室では、「野菜のすごさ」「野菜を食べることのよさ」がわかりやすく伝えられていっていました。

 「食べているよ!」と感じていた子どもたちが、十分な量のこと、からだにどんないいことがあるのかを知って、新たな「発見」ができていたようでした。



3年生の教室では、「よくかんで食べるとどんないいことがある?」に気づく学習が進められていました。

 ・味がよくわかる   ・食べ過ぎをふせぐ  ・しゃべりがよくなる

 ・歯が丈夫に     ・がん予防      ・胃袋がよろこぶ

 ・脳の働きがよくなる ・力が出る


 「あ」「た」「し」「は」「が」「い」「の」「ち」

 頭の一文字ずつとって、「あたし はがいのち」と覚えやすい言葉で、学習のねらいにせまっていっていました。


やわらかい食べ物が多かったり、好んでいる様子にも気づいていた人の姿もありました。

毎日の「食」に対する意識を正しく知り、適切な行動につなげようと目を輝かせる子どもたちの表情が印象的でした。

幸せな人生を過ごしていく「コツ」のひとつが見つかってよかったですね。



なお、1年生については、今回のプログラムには入っていませんが、今後「親子で学ぶ食の教室(別の学習の機会)」が予定されています。

2025年6月26日木曜日

『朝のあいさつ運動』〜ふれあい委員会の取組〜

 本校の各委員会では、委員(5、6年)のメンバーがそれぞれ、「学校、そして全校のみんなのためになる」活動をしようと、子どもたち目線で取組を行っています。

「学校づくりの主役」を自覚した子どもたちが「自分たちで考え、行動する」流れが昨年度から引き継がれ、活動の根底に流れ出しているように感じます。


そうした取組のひとつにあるのが「ふれあい委員会」による『朝のあいさつ運動』

毎朝交代で、委員が玄関前に゙立ち、登校してくる人たちに向かって『おはようございます!』のあいさつを続けています。



思いつくこと以上に値打ちがあること、それは…「続けること」です。

すぐに結果が現れることばかりではないことに気づくことも、大切な学びのひとつです。


続けていることで、玄関前では近づいて『おはよう…』と優しくあいさつをかえす人も徐々に増えています。

目を合わせ、存在に気づき、『ゆっくりと、しかニッコリ』する、軽く会釈をする、互いに存在を確認する…、


ゆっくりながらも着実に、自分たちが大切にしようとすることを前に進める子どもたちの姿を大切にしていきたいと思います。





2025年6月25日水曜日

社会科見学「日々のごみ処理と最終処分の実際」を学ぶ(3年)

 この日の3年生の学習の場は、私たちの生活に直結するお仕事が行われている「ゴミ処理場」と「ゴミの最終処分場」です。




本物・実際の様子に触れ、強烈な印象をもちながら今後の学習内容を深く考えていく準備をすすめています。



「ゴミ処理場」では、「可燃」と「不燃」に分けられたそれぞれのゴミを大きな施設内の機械によって効率よく処理されていく様子を見学しました。

施設内はどこもきれいで、整理整頓が行き届いたところでした。

危険との隣り合わせの作業を行う仕事の場だからこその工夫かもしれませんね。

慎重に注意を払って仕事がすすめられている様子がわかりました。


また、次の訪問先「最終処分場」では、もうすぐ処分場所がいっぱいになってなくなってしまうお話を聞きました。

広い場所一体を見渡し、これまで最終処理されて続けてきたゴミの量の多さは、子どもたちの想像をはるかに超えるもののようでした。

何気なく出すゴミは、必ず多くの人の手を通って処分されること、そして近い将来、自分たちが大人になってゴミ処理問題の解決法を考えていくときがくることにも気づいたようでした。

体験的な学習も織り交ぜながら、「社会の見方・考え方」が身につき、「公民的な資質の基礎」が育つ今後の学習が楽しみです。


お忙しい中、対応いただきまきました関係者の皆様、ありがとうございました。








2025年6月24日火曜日

「自転車安全教室」(6月14日)〜PTA生活育成部主催の取組〜

 自転車に乗ることができる範囲が大きく広がる3年生の時期は、道路を通り、歩行者や自動車とのニアミスも増える等、交通ルールを正しく知り、確実に守ることの重要度がとても高くなります。


「自転車利用時の危険度が大きく上がる3年生親子が事故防止の観点から一緒に学ぼう」

そして「親子での会話につなごう…。」

こうしたねらいから数年前より3年生親子を対象にPTA生活育成部の部員が中心になって「自転車安全教室」を続けています。


この日は倉吉警察署から講師を招き、学校周辺での事故発生状況や小学生が交通事故に合う場面の特徴、そして自転車に関するルールや自転車の点検方法のお話を聞きました。



最後には、自転車が自動車と接触した場合の映像を見て、(生命に関わる)大きな事故になる可能性が高いことをみんなで確認しました。

・自分勝手なルールをつくらず交通ルールを正しく理解し、守ること

・努力義務とはいえ、ヘルメットを必ず被って頭部を守る行動をとること


今年度5月にはPTA生活育成部が主導して「小鴨小学校児童の自転車に乗る際のルールとマナーについて」が作られ、各保護者に届けられました。※本校ホームページ内「保護者・地域の皆様へ」からも、ご覧いただくことができます。

親子・ご家族で確認をお願いします。


奇しくも先日「道路交通法」が一部改正(来年4月から施行)され、自転車でも「青キップ」が切られるようになっていくとのこと…。

一人一人が自分にとって大切な点を意識できる安全教室となりました。

開催に係る様々な運営をしていただきました関係の皆様、ありがとうございました。





2025年6月23日月曜日

プールでの水泳学習を前に(全校)

 先日お伝えした「新体力テスト」の残り種目を体育館とグランドを使い、全校で行いました。


グランド手前では「短距離走」が、そして奥側では「ボール投げ」が行われていました。

高学年が、担当の先生と声を掛け合いながら記録を取っていきます。




一方、体育館ではいくつかの種目がエリア毎に分けられ、記録計測がすすめられていました。

入口近くでは、2人一組になっての「腹筋運動」、両隣では「シャトルラン」、そしてステージ近くでは「立ち幅とび」の計測がどんどん進みます。





今回の記録が、来年度の記録の指標となります。
学校だけでなく、家や地域の生活の中でも多様なからだを使った運動をしていきましょう。

2025年6月20日金曜日

学校一斉公開(第2日目)〜「第2回地域学校委員会」を開催〜(6月18日)

 18日(水)は、前日に続く学校一斉公開2日目でした。

参観日としての設定はないものの、この日も多方面から91名もの来校があり、2日間で合計385名の皆様に学校、児童の様子をご覧いただくことができました。

来校いただき、ありがとうございました。


さて、子どもたちは、この日もいつも通り、生活を続けていました…。

午前中の様子(一部)です。

2年生、算数(数直線の読み方を学ぶ学習)の様子です。

目盛りの値の変化への注目を自分の言葉で考えていきます。積み重ねの力は大きい…。



元気いっぱい、楽しそう…。(5年生 音楽の学習)

「弾むような歌声」がフロアまで届き、見る者が思わず引き込まれそうに。

プールの中から、そして上からも子どもたちの様子を見守る体制の中、

「顔つけ」をして水に慣れていく(1年生 体育の学習)


午後の様子です。

第2回地域学校委員会に参加し、委員のみなさんとフリートークを交わす6年生

その場での会話に対して、自分の考えや思っていることを朗らかに伝えることができていましたね。


学校・家庭・地域のそれぞれの立場の人が集い、そして…、

よりよい「教育を考える会」の実施に向けて意見を出し合う地域学校委員の方々


来校いただいた方々から寄せられた声、地域学校委員の方々の意見をとおし、定期的な学校の「健康診断」をしていきたいと思います。

子どもたちとともに、新たな学校の土台づくりを引き続きすすめていきたいと考えています。









2025年6月19日木曜日

PTA研修「救命講習会」 〜PTA総務部主催〜(6月17日)

 一斉公開初日(17日)に行った「学習参観日」のあと、PTA総務部主催で、保護者研修の場が用意されました。

元小学校長の先生を講師に招き、「救命講習会」が行われました。

ご多忙な中、80人以上もの保護者の方と先生たちが会場に集まり、会場いっぱいになる中、講習会がすすめられました。


「親」・「地域の大人」として正しく知り技術を得る、得た技術は大切な人や周りのだれかのために…との思いが会場に集まる様子は、講師の先生からも「とてもいい雰囲気、よい学校なんでしょうね。」と、お褒めの言葉もいただくほど…。


楽しく、そして真剣に…、あっという間に時間が過ぎていく講習会でした。

今日の学びは家庭、地域に持ち帰り、次回の学びや気づきの輪を広げていく動きにつなげていただければと願います。


ご参加いただきました保護者、運営・準備いただきましたPTA総務部の皆様、そして講師の先生、ありがとうございました。

2025年6月18日水曜日

「令和7年度市立小・中学校一斉公開」〜初日の午後は学習参観日、そして〜(6月17日)

 

今年度の「一斉公開」が17・18日の2日間に渡って計画されています。

昨日は、その初日であり午前中から多方面からの来校者がありました。

また、午後には保護者の方々を対象に「学習参観日」として学習の様子をご覧いただきました。

            「書く姿勢」がよいと集中も続きますね。


           今日の学習課題に個々で「本気で向き合う」2年生

          図にして → 言葉にして → 式にして →
       「合わせて…」と「ふえると…」の考え方を比べて理解していく1年生
          

           「個人情報の扱い」の重要性に気づく4年生
                      〜情報モラルの学習〜

 

           学習最後には理解度の確認を…。

             個々が自身の「振り返り」を行う6年生



また、参観後にはPTA主催の会員研修の場を設けました。こちらにも多数ご参加いただき、ありがとうございました。(この様子は次回にお伝えします。)


1年生だって学校生活を2ヶ月経験し、立派な小学生の姿へと成長を遂げています。

2年生以上のそれぞれの学年でも「みんなと過ごす生活」の意味を考えながら日々を大切に過ごす姿が当たり前になっています。


たくましく変化を遂げている真っ只中の子どもたちの様子をご覧いただけましたでしょうか。

本日まで「一斉公開(2日目)」を行います。

ご都合のつく時間に来校いただければと思います。


昨日、来校いただきましたおよそ300名の保護者、地域の皆様、ありがとうございました。



2025年6月17日火曜日

中小研一斉研での「公開授業」(5、6年)(6月11日)

 先週11日(水)の午後には本校の5,6年生の子どもたちが授業公開を行いました。

この日は中小研一斉研の日で、音楽・道徳の2つの部会に所属する中部地区(倉吉市・東伯郡)の多くの小学校が来校され、(音楽部会;6−1、道徳部会;5−2)で授業参観につづき研究協議、検討が行われたためでした。


6年生の学習(音楽室)では、曲の鑑賞を通し「主体的で対話的な言語活動」がすすめられ、曲にはそれぞれの作られ方や工夫等の特徴があるとわかると、わかった特徴を意識して、歌おうとする場面が設定されていました。



5年生の教室(5−2)でも多くの先生が参観されようと、「いつもと同じ…」

「みんなと先生とでつくり、すすめる」道徳の学習に向かっている姿がありました。

自分や親しい仲間の範囲から、みんな、身の回りの生活、自分との関わりを意識し、これからの自分に対して意識が向けることができるようになる時期の5年生…。


「いつでも、どこでも、誰とでも…」

変わらない普段の時間を大切に、日々の生活の質を上げようとしている本校5、6年生の姿は学校が向かう方向を示しているように映りました。

毎週行われる学びの時間から得られる気付きが身近な生活や行動を変えていく原動力へとなっていくことを願っています。



2025年6月16日月曜日

学校を離れて学ぶ〜社会科見学、地域を知る学習〜(3年)

 10日(火)には、3年生がバスに乗って社会科見学(市内にあるお菓子工場)に出かけました。訪れた企業の工場では、詳しい説明を聞いて、点在する工場からたくさんのお菓子製品が作られ、全国各地に出荷されていることを知りました。


説明を聞いた後は広い工場内の見学です。撮影禁止のため詳細はお伝えできませんが、見学するどの子どもたちの表情も興味津々そのものでした。

機械化された施設内では、衛生的で効率的に、たくさんの人がたくさんのルールに従ってお菓子づくりに関わるようすが分かりましたね。



続いて訪れた場所は、「上小鴨神社」です。昔も今もが神社が上小鴨地域の人が集まる場所として大切にされ続けていることが分かりました。


そして、最後に地域の方々の憩い・集いの場「上小鴨コミュニティーセンター」を訪れました。

地域づくり、発展にたくさん関わっておられる地域の方から「上小鴨神社」「愛宕山」そして「あたごの火祭り」についてのお話を聞き、ひとつの校区となった上小鴨地域のことを知っていく時間をもちました。


私たちの身の回りには、詳しく知らないことがたくさんあるところが分かりました。

自分や家族の人の生活と、多くの人たちが関わる活動がどうつながりっているのか、気づいて行く今後の学習が楽しみです。


お世話になった皆様、お忙しい中ありがとうございました。


2025年6月13日金曜日

田植え体験(5年)

 今週の9日(月)には、5年生が「田植え体験」を行いました。

このような体験学習は、多くの学校で地域の方々の協力を得て行っていますが、本校でも学校統合前からそれぞれ小鴨・上小鴨両地域の方々の支援をいただき、行われてきました。


現在では、校舎北側にある水田を借り、5年生が春の時期に「田植え体験」を行う機会をいただき、米作りの作業を経験する貴重な学びの場を提供いただいています。学習活動する水田は、小鴨地域の水田となりましたが、作業に関わってくださる地域の協力者の皆さんは、両地域から集まっていただいています。


これから夏にかけ、水や稲の管理にお世話になりなりながら、観察を続けて行く予定です。

そして、秋には地域のみなさんと一緒に「稲刈り」をして収穫体験をしていくこととしています。



はじめての体験に「恐る恐る」の印象だった子どもたちは、慣れると作業に夢中になり、目を輝かせ、一心不乱に苗を植えていきました。




足が覚えた水田の感触、手にもった苗や植え付け体験の記憶、作業中に交わした賑やかな会話と水田一面に広がる自ら手植えをした苗の様子など、いつまでも忘れることのできない大切な思いでのひとつにしていってほしいと思います。


お世話になりました関係の皆様、貴重な体験の機会を与えていただきありがとうございました。







校内授業研究会(6月25日)(5年)

 本校では「特別の教科 道徳」を研究教科にし、研究をすすめています。 「ともに よりよく生きようとする」児童の育成は、教員一人一人のよりよく生きようとする姿をかたちつくる取組でもあります。 学校で学ぶよさのひとつには、「自分を見つめながら 多様な感じ方や考え方に接することができる...