この日の3年生の学習の場は、私たちの生活に直結するお仕事が行われている「ゴミ処理場」と「ゴミの最終処分場」です。
本物・実際の様子に触れ、強烈な印象をもちながら今後の学習内容を深く考えていく準備をすすめています。
「ゴミ処理場」では、「可燃」と「不燃」に分けられたそれぞれのゴミを大きな施設内の機械によって効率よく処理されていく様子を見学しました。
施設内はどこもきれいで、整理整頓が行き届いたところでした。
危険との隣り合わせの作業を行う仕事の場だからこその工夫かもしれませんね。
慎重に注意を払って仕事がすすめられている様子がわかりました。
また、次の訪問先「最終処分場」では、もうすぐ処分場所がいっぱいになってなくなってしまうお話を聞きました。
広い場所一体を見渡し、これまで最終処理されて続けてきたゴミの量の多さは、子どもたちの想像をはるかに超えるもののようでした。
何気なく出すゴミは、必ず多くの人の手を通って処分されること、そして近い将来、自分たちが大人になってゴミ処理問題の解決法を考えていくときがくることにも気づいたようでした。
体験的な学習も織り交ぜながら、「社会の見方・考え方」が身につき、「公民的な資質の基礎」が育つ今後の学習が楽しみです。
お忙しい中、対応いただきまきました関係者の皆様、ありがとうございました。