2024年11月29日金曜日

1,2年生への「読み聞かせ」にチャレンジ!(図書委員会)

 読書週間の取組として、主体的な取組が企画されました。

そのひとつが、図書委員による低学年(1、2年生)への「読み聞かせ」の取組の実施です。

この日は1年生3学級のうち、2学級での実施です。


読み聞かせのポイントを事前に確認してきたかのように、上手に取組が進みます。

その様子は、1年生の表情、絵本の世界への入る様子からわかります…。






誰かのために役立つ自分、そしてつけた力を発揮する自信を蓄えていく…、


目指す児童像につながる「清らかで、いきいきと、たくましい姿」に向かって、今日も子どもたちの学校生活は続きます…。

図書委員の皆さん、1年生のみんながとっても喜んでいましたよ。






2024年11月28日木曜日

「なかよしまつり」の取組 〜楽しみながら学校づくりをすすめる〜

 ・顔見知りになる

・互いの人となりがわかる

・考えや思いを伝えたり、受け止める

・願いを共有し、ともに挑む

・必要な存在と認め、価値付ける

・理想をもって高め合う


4月以降、継続して取り組んできた「なかよし(縦割り)班」活動の取組は、こうした子どもたちの目に見える変容を促し、楽しみながら学校づくりを進める主体になっていく経験の場となってきました。

そして、コロナ禍で見失いかけていたものを取り戻す大切な時間としてきました。


留意点は、「最初から大人(教員)がでしゃばりすぎない…。」

「学校の主役」である子どもたちが、目指す学校づくりに関わる実感をもつよう、脇からそっと先生たちは関わってきました。

今回の「なかよしまつり」は、これまで続けてきた「なかよし(縦割り)班活動」の集大成であり、自分や仲間、そして感謝を伝えたい大切な人たちを楽しませたいと、子どもたちが主体的に企画立てをした取組です。


合計18班の仲間が、誰か(他の班の友だち、お世話になった地域の方々)を楽しませ、喜んでもらおうと知恵を出す…、協力して運営し一緒に楽しむ時間を持ちました。

企画運営と参加の両方の経験ができましたね。

準備、企画運営にも全力で取り組むことができたことは、子どもたちの表情を見れば一目瞭然です。





「目的達成のためのアイデアを出すし、工夫や修正を繰り返してよりよくする。そして、何とか現実の具体にしていく…」

限られた空間の中で、様々な人が楽しむことができる内容を18のアイデアに変えていきました。ある班が用意した内容のネーミングは「たかぽんゲーム」、ここからも、子どもたちの独自性が感じられる企画であることが分かります。




こうした経験の積み重ねが、一人一人の存在意義を高め、自信と人に関わる意欲を自ら育んでいく力をつけていくと考えています。

今後、子どもたちが進むそれぞれの道で、身につけていったこうした力を、誰かのために発揮していってほしいと願います。

お忙しい中、参加いただきました地域の皆様、皆様との時間を持つことができ、子どもたちも喜んでいます。

ありがとうございました。






2024年11月27日水曜日

「子育て講演会」には、会場いっぱいのみなさんの姿が…

 本校PTA人権教育部の主催による「子育て講演会」が、11月15日に行われました。

当日は、人権参観日でもあり、多くの保護者の方々が各学年、学級で行う「いのちの教育」の学習参観にお越しくださいました。


当日日程は、学習参観→「子育て講演会」→学級懇談の日程でしたが、

5時間目(午後)の学習参観後にも関わらず、本校多目的ホールにて「子育て講演会」を開催したところ、会場いっぱいになるほどの皆様が詰めかけてくださいました。


「子育てに正解は…、」

日常の中の小さなことを幸せだな…と思えることを大事に、

我が子、地域の子の成長とともに、成長していく…

子育ての切り口から、人生の生き方を考えていくお話に貴重な気づきをたくさんいただき、有意義な時間となりました。


なお、今回の講演会は、倉吉市PTA連合会の会員研修会も兼ねて実施し、他校からのPTA会員の方の参加もいただきました。

講師の先生をはじめ、講演会の運営に尽力いただきましたPTA部員の皆様、ありがとうございました。






2024年11月26日火曜日

「交通安全のぼり旗コンクール」の表彰 〜青少年育成協議会の取組〜

 15日(金)今年も小鴨地区青少年育成協議会が行われた「交通安全のぼり旗コンクール」の表彰が、校長室で行われました。



コロナ禍の期間は、町区毎のメンバーが集まって主体的に行ったのぼり旗の制作もなかなか難しさがありましたが、昨年あたりからこうした取組も、できるようになりました。

「新たな学校」としての今年度の取組では、上小鴨地域の町区からの作成(参加)もあり、これまで以上にたくさんの町区が参加した「のぼり旗」コンクールとなりました。


自分たちの取組が「誰かの役に立つ、喜んでもらえる…」

こうした経験の場が地域の皆さんによって用意され、子どもたちが活躍できる場を提供いただけているを大変嬉しく感じています。

「最優秀賞」をはじめ、受賞した町区代表の子どもたちの顔は、満足感に満ちた表情でした。



幸せの黄色いハンカチならぬ「黄色いのぼり旗」が、この地域の秋の風物詩のひとつになっていくことを願いたいと思います。

関係の皆様、このような機会を与えていただきありがとうございました。



2024年11月25日月曜日

「学年部校内授業研究会」の取組 〜子どもたちの姿で校内研究の推進を捉える〜

「行事や出来事に惑わされず、 年間を通じて日常的に取組を継続…」

このことこそ、学校全体で進める校内研究で大切にしている点です。


来校者による学習参観が終了した後、そして、給食前でもある午前最後の学習時間のタイミングでしたが、3年生の教室では、この日も当たり前に、研究教科、特別の教科「道徳」の学習が(学年部研)として行われていました…。


学習の積み上げが「いつもの、当たり前の…」に変わり、そして、当たり前が毎日のみんなの生活を支えていきます。

隣の教室では自習体制が敷かれていましたが、出された課題にそれぞれの子どもたち個々が黙々と向き合い、静かに学習している様子も見られます…。


さて、今日の道徳では、「人生のどんな大切な気づき」に出会えるかな?

・自分の心と向き合う姿

・これまで、これからを見つめる姿

・仲間の真っ直ぐな気持ちを受け止める姿

・「学び・気づき」を、誰かに何とかして伝え、そして「決意」に変えていく姿

・気づきをノートいっぱいに書き留め、自分のものにしていく姿




子どもたちの表情や姿は、これまで、そして今の確かな成長の様子を写し出していきます。




子どもたちと先生とでつくりあげる素敵な成長の時間は、誰にとっても心地よく感じられる時間となりました。

2024年11月21日木曜日

秋の学校(学事)訪問 〜学力調査の結果分析をもとに「アウトプット」に重点をおいて〜

 先週、県教育委員会による秋の学校(学事)訪問がありました。

来校いただいた方々には、全21学級の児童、教職員、学習の様子を参観いただき、参観後には学校長が学校経営の状況について説明等を行いました。


参観いただく中で、学校全体、そして子どもたちと先生、子どもたち同士で作り上げる雰囲気や関係性、日常の教育活動の実際を確認いただきました。

2年生以上では、どんどんICT機器を用いた学習をすすめている場面、

また、自分の考えをアウトプットする…、誰かの考えに触れ、もう一度考えを再構成しようとする場面等、

本校で重点的に意識して取り組んでいる学習場面を御覧いただきました。


4年生の教室では、ホワイトボードを使って、自らの考えをできる限り多くの人が納得しやすいよう工夫して説明をしていきます。


5年生の教室では、自分の考えを他の人の考えと照らし合わせていきます。

6年生の教室では、ICT機器を用いた場面が見られていました。
画面上に自らの考えを表明し、学級一人一人の考えの散らばり具合を確認しながら、再度検討をしていく活動が進められていきます。


気がつけば、11月も中旬を過ぎようとしています。

残り5週間ほどで今学期を終え、冬休みがやってきます。

一年間のうち、重要な意味合いをもつ今学期の一日一日の重要性が、一段と高まっています。


2024年11月20日水曜日

通級指導(ことばの教室)の取組

 本校には、通級指導教室(ことばの教室)が設置されています。

専門の指導者が本校や他校から教室を利用する子どもたち、その保護者とに関わりながら指導を行っていますので、少し紹介します。


この教室では、児童の

・「読むこと」「話すこと」への苦手感を早期解消を目指し、取組をすすめます。

・基本、週1回の学びを行いながら、教室での学習、生活が行いやすくなるよう継続して指導をしています。

・また、こうした取組は在籍校や学級の先生とも連携を取り合って進められます。


「学びは自分のペースで、進めることができそう…。」

「1対1だから、相談だってやりやすそう…。」

この日も、利用している人が教室で先生と学びの時間を持っていました。





こうして、子どもたちの多様な発達、成長を支える環境が本校には整えられています。

今、在籍している学校、学級にいながら、利用できる「通級指導教室」です。

ご利用に関心がある場合には、まずは自校の先生に相談、お問い合わせをお願いします。







2024年11月19日火曜日

全校朝会 〜身についているかな、本物の力〜

 「昨日より今日、今日より…」

質を上げていこうとする生活は、学校の中だけや先生たち(大人)がいる時だけの生活に留まりません。

こうした生活の範囲は、地域や家庭との行き来の場面、休みの日の時間など、大人がいない時、自分たちで生活する場面もあたります。

先生、お家の人、周りに大人がいなくたって「自分で考え判断して行動する力」を発揮できるかどうか、身につけようとする本物の力が試される瞬間となります…。

下校や、その後の時間、休みの日等、家庭や地域で生活するときも、身につけようとしている力の発揮どころがたくさんありますね。


「自分たちだけになった時、都合の解釈をしたり、周りの人のことを後回しにしてしまったりする行動がないかな?」

この日の全校朝会では、周りに大人がいない時、自分たちで「何がいいのか」考えて行動していくことについて、みんなで考える機会をもちました。



これからの時期は一段と日暮れ時刻が早まります。

道路は公共(みんな)のものです。遊ぶ際は道路で遊ばず、近くの広場などで遊ぶ、道路を歩いたり、自転車に乗ったりするときには、交通ルールを守って、安全に利用しましょう。


この日の全校朝会では、気持ちのよい生活は、学校でも学校外でも自分たちがつくる、自分たちの行動でつくっていくことを確認しあいました。


地域の皆様、子どもたちへの温かな見守りをいただき、ありがとうございます。


2024年11月18日月曜日

稲刈り体験(5年)

 11月も中旬になり、「収穫の秋」を迎えました。


先週、学校脇の学校田では、春に「田植え体験」をしていた5年生の子どもたちが、地域のみなさんとともに「稲刈り体験」を行いました。

この体験学習の機会は、旧小鴨、旧上小鴨小のどちらでも同じように行われていた活動でしたが、地域コーディネーターの方と打ち合わせを重ね、今回のようにひとつにまとまるかたちとなりました。


長く、暑い夏を経て、たわわに実った稲穂を確認したあと、カマを使った稲刈り作業に挑戦していきます。

鎌の使い方、刃の入れ方、そして、刈った稲の扱い方を教えてもらったあと、いよいよ稲刈り体験に挑戦です。


順番に、腰をかがめ、カマを持って稲刈りを行っていきます…。

友達の作業の様子を関心をもって観察していた様子からも、はじめての体験に目が輝かす様子が伺えました。

普段、口にするお米がこうした作業(さらには多くの人の手)を経て、私たちの口に入ることを実感していきます。

食べ物をつくる営みが、人々の毎日の生活を支える大切で価値ある営みであることを実感できた貴重な機会となりました。


体験作業中、細やかにアドバイスを頂き、安全な稲刈り体験となるようご配慮いただきました地域の皆様、ありがとうございました。

こうした豊かな体験が、子どもたちの健やかで心を育てる大きな原動力となっていることでしょう。

どうぞ、こうした体験活動が続けていくことができますよう…、お力添えをお願いいたします。





2024年11月15日金曜日

芋掘り体験(1、2年)

 澄んだ空気が気持ちよい日の午前には、1、2年生の子どもたちが、地域の方と一緒に「芋掘り体験」を行いました。


「春に自分たちで植えた芋の苗が、土の中でどうなっているのかな?」

長く伸びた芋のツルを目にして、どれだけ大きな芋になっているのか、子どもたちの表情にもワクワク、ドキドキ感が溢れています…。



ツルを脇において…、いよいよ芋掘り開始!

土から少し伸びたツルの周りを掘っていくと、

「あった!」「見えた!」「大きい!」

子どもたちの元気な声が聞こえてきます。



ご参加いただいた地域の方々のアドバイスもあって、たくさんの芋を掘ることができました。

暑い夏の時期、畑の管理を手伝っていただいた地域の皆様、お世話になりました。

ありがとうございました。

2024年11月14日木曜日

マラソン大会(11月7日)

 平日開催のなか、多くの保護者の来校とともに温かな声援をいただき、今年度のマラソン大会を行いました。

進行は、2学年ずつがペアになり、互いに応援し合う形式で進められました…。


○1、6年の様子から

 小学校生活最後のマラソン大会となる6年生…。これからは、一つ一つの出来事が小学校での最後となっていくことを実感した人もいたかもしれません。

 1年生の応援を前に、気合を入れ直してさあ、スタート!

 1年生は、はじめてのマラソン…、でも、最後まで手を抜く人は誰ひとりいませんでした。

走り終えたあとの清々しい表情が印象的で、6年生の応援にも、大きな声援を送ることができました。



○2、4年の様子から

 4年生は、昨年度と同じ距離を走ります。児童体育祭、連合音楽会とはじめての経験を重ね、頼もしさを増してきています。堂々と走り切りました。

 2年生も同様に昨年度と同じ距離を走りました。学校生活にもすっかり慣れ、元気いっぱいの様子が、晴れやかに走り切る様子から伺えました。



○3年、5年の様子から

 3年生は、5年生のキビキビした動きを見て、意識を高めます。スタートダッシュも見応えがありました。

 5年生は、来年度(最高学年、学校づくり2年目)の牽引車としての自覚を胸に、周りによい影響を与える堂々とした姿が印象的でした。




互いの応援の声もグランドには響き渡り、来校いただいた方々の温かな拍手も相まって、参加児童全員が見事に完走しました。

あっという間に12月を迎えますが、残りの期間を大切にこれからも確実な成長を遂げていくことを願ってやみません。

グランド、コース脇で声援を送っていただきました保護者、地域の皆様、ありがとうございました。 

 

2024年11月13日水曜日

市教育委員会による「計画訪問」

 10月31日(木)には、学校統合後の 新 小鴨小学校の現状 を市教育委員会教育委員の皆様をはじめとした計10名の皆様に来校いただき、市教育委員会による「計画訪問」が行われました。


○給食試食

 8名の方に異なる学年や学級での給食試食を子どもたちとともに楽しんでいただきました。

 それぞれ特徴的な雰囲気を感じながら児童との会話も楽しんでいただきました。


○代表児童(6年生)との意見交換

 教育委員の方々の問いに対し、考えや思いを自分の言葉で物怖じせず語る姿に成長の姿を感じます。委員の方からも、将来を考えた生活をしている点に感心をされたコメントが寄せられていました。


○学校経営進捗状況の説明

 学校長が、本年度の学校教育課題、取組の重点と関連付けた各種データに基づき説明をしました。

 

○学習参観(全クラス)

 計21学級、すべての児童や学級の様子をご覧いただきました。

 「どの教室も落ち着いて学習に取り組むことができている」とのコメントを頂きました。

 





○全体会での指導・講評(教育委員の皆様より)

 →本校職員に対して

 子どもたちに対する丁寧な関わりが多方面(掲示物へのコメントの内容や、適切な言葉がけや表現、児童との目線の合わせ方等…)から感じ取ることができる。

 学習の様子に対しては、子どもたち同士の対話的、協同的な学びの場面をさらに求めたい。


 頂いたご指摘を受け止め、引き続き全職員が同じ方向を向きながら目指す教育活動を確実に進めていきたいと思います。

 




2024年11月12日火曜日

ある日の朝の風景から

 気持ちのよい朝を迎えるのは、天気のよさばかりが要因ではありません。


高学年のみなさんが毎日、主体的にそれぞれの委員会活動に取り組んでいます。

玄関では、多くの人の登校時刻に合わせ、ふれあい委員会の人が青いタスキを着けて「あいさつ運動」を始めます。

回数を重ね、笑顔を添えたあいさつができるようになってきましたね。


その奥では、ボランティア委員会が「人権の花」への水やりを行います。

天候具合も考え、欠かさず花の生育の様子を気にかける表情、丁寧に水やりをする様子に子どもたちの心が育っている様子を感じます。


さらに、グランドに目を移せば、「マラソン大会」(11月7日に実施済)に向け、自主練習を行っていた人達の姿が見えていました。


同じ時間内に、それぞれの目的をもった活動を主体的にしている人たちの姿を目にし、この日の朝も一段と清々しい気持ちで一日をスタートできました…。

こうして「清らかで いきいきと たくましい」子どもたちが日々育っているのだと感じた朝になりました。


学校での「感染症対策」は、今…

 数年間の新型コロナウイルス感染症との生活をを経験してきた私たちは、そこから学んだことを今こそ、当たり前に生かして生活していく必要があります。 11月後半に入る頃から朝晩の冷え込みが一気に進み、学校でも暖房(エアコン)を適宜使用した生活を行っています。 こうした中、寒くなった時期...