11月も中旬になり、「収穫の秋」を迎えました。
先週、学校脇の学校田では、春に「田植え体験」をしていた5年生の子どもたちが、地域のみなさんとともに「稲刈り体験」を行いました。
この体験学習の機会は、旧小鴨、旧上小鴨小のどちらでも同じように行われていた活動でしたが、地域コーディネーターの方と打ち合わせを重ね、今回のようにひとつにまとまるかたちとなりました。
長く、暑い夏を経て、たわわに実った稲穂を確認したあと、カマを使った稲刈り作業に挑戦していきます。
鎌の使い方、刃の入れ方、そして、刈った稲の扱い方を教えてもらったあと、いよいよ稲刈り体験に挑戦です。
順番に、腰をかがめ、カマを持って稲刈りを行っていきます…。
友達の作業の様子を関心をもって観察していた様子からも、はじめての体験に目が輝かす様子が伺えました。
普段、口にするお米がこうした作業(さらには多くの人の手)を経て、私たちの口に入ることを実感していきます。
食べ物をつくる営みが、人々の毎日の生活を支える大切で価値ある営みであることを実感できた貴重な機会となりました。
体験作業中、細やかにアドバイスを頂き、安全な稲刈り体験となるようご配慮いただきました地域の皆様、ありがとうございました。
こうした豊かな体験が、子どもたちの健やかで心を育てる大きな原動力となっていることでしょう。
どうぞ、こうした体験活動が続けていくことができますよう…、お力添えをお願いいたします。