・顔見知りになる
・互いの人となりがわかる
・考えや思いを伝えたり、受け止める
・願いを共有し、ともに挑む
・必要な存在と認め、価値付ける
・理想をもって高め合う
4月以降、継続して取り組んできた「なかよし(縦割り)班」活動の取組は、こうした子どもたちの目に見える変容を促し、楽しみながら学校づくりを進める主体になっていく経験の場となってきました。
そして、コロナ禍で見失いかけていたものを取り戻す大切な時間としてきました。
留意点は、「最初から大人(教員)がでしゃばりすぎない…。」
「学校の主役」である子どもたちが、目指す学校づくりに関わる実感をもつよう、脇からそっと先生たちは関わってきました。
今回の「なかよしまつり」は、これまで続けてきた「なかよし(縦割り)班活動」の集大成であり、自分や仲間、そして感謝を伝えたい大切な人たちを楽しませたいと、子どもたちが主体的に企画立てをした取組です。
合計18班の仲間が、誰か(他の班の友だち、お世話になった地域の方々)を楽しませ、喜んでもらおうと知恵を出す…、協力して運営し一緒に楽しむ時間を持ちました。
企画運営と参加の両方の経験ができましたね。
準備、企画運営にも全力で取り組むことができたことは、子どもたちの表情を見れば一目瞭然です。
「目的達成のためのアイデアを出すし、工夫や修正を繰り返してよりよくする。そして、何とか現実の具体にしていく…」
限られた空間の中で、様々な人が楽しむことができる内容を18のアイデアに変えていきました。ある班が用意した内容のネーミングは「たかぽんゲーム」、ここからも、子どもたちの独自性が感じられる企画であることが分かります。
こうした経験の積み重ねが、一人一人の存在意義を高め、自信と人に関わる意欲を自ら育んでいく力をつけていくと考えています。
今後、子どもたちが進むそれぞれの道で、身につけていったこうした力を、誰かのために発揮していってほしいと願います。
お忙しい中、参加いただきました地域の皆様、皆様との時間を持つことができ、子どもたちも喜んでいます。
ありがとうございました。