2025年12月12日金曜日

外部講師を招いての「おなか元気教室」(1年生)

本校でも、12月に入ってインフルエンザ感染症で体調を崩す人が出るようになりました。

現在は毎朝、健康委員のみなさんによる、「手洗い、消毒、換気」のかけ声が聞かれています…。


 さて、様々な企業の社会貢献活動が進む中、教育活動に関わる動きも多くなっています。

こうした中、腸内環境の研究を続ける、某(乳酸菌飲料をはじめとした飲料の製造販売)企業の方を招き、1年生を対象に「おなか元気教室」が行われました。





映像を駆使した講師の方のお話を聞きながら、子どもたちは、おなかの健康ってとても大事なことがわかっていきます…。

さらには、そのために、規則正しい生活を続けることが大きく関連している点にも気づいていきました。

小さな頃から健康のことを意識できることは健康寿命を伸ばし、豊かに人生を送る意味でも大切なものだと感じました。

わかりやすい資料と講師の方の軽快な語り口ですすむ学びの時間に、子どもたちも嬉しそうでした。



大変お世話になりました。ありがとうございました。





2025年12月11日木曜日

「積み上げ、振り返る、そして…」〜校内研究の取組〜(全校)

 学校統合による2年前の開校以来、本校では校内研究の柱に「道徳教育の推進」を据え、日々の学校生活、そして学力向上を下支えする非認知能力の向上を目指した取組を継続しています。

2年間に渡り積み上げてきた取組やその成果を振り返り、子どもたちの「生きる力」を育むための更なる研究の方向性を探っていく時期に差しかかっています…。


校内では、自主的なもの、学年間での研究が計画的に進み、どの学級・どこの学年、フロアでも年間を通じて特別な教科「道徳」の実践が当たり前に続けられてきました。

そして、どの教室にも、ねらいを記した学習の足跡「道徳コーナー」が設けられ、こうした掲示を用いて、日常かつ継続的に個や集団の成長や変容への振り返りが続けられています…。


ある日は、2年生の教室で…、


その翌日には、3年生の教室でも…、授業実践が続きます。


その実践と子どもたちの様子に教員同士が高い関心を持ち、
学び合う姿も常態化しています。
自ら高める「主体性」を手にしつつあるのは、子どもも大人も同じように映ります。


毎日の生活、自らの人生は試行錯誤の連続…。

その中に、不安よりは「期待」を、
できないよりは「できる」理由を見つようとでき、
人としての成長や変容に期待を高める心の成長が、穏やかな空気に包まれる教室内に感じられました。



2025年12月10日水曜日

ICT機器の「他者参照」機能を使った学びづくり〜国語科「説明文の書き方を学ぶ」〜(3年生)

 ある日の3年生の教室には国語科の学習で、説明文の書き方を学んでいる子どもたちの姿がありました。


言い・伝えたいことを(自分に比重をおきながら)コミュニケーションすることが主だった子どもたちも年齢を重ねるごとに関わる人の範囲が広がり、相手意識をもって、以前よりバージョンアップしていく関わりやコミュニケーション能力の必要性を感じはじめるようになります。


この日の国語の学習では、説明文という題材を用いて、その特徴と書き方を捉え、うまく伝えるためのポイントを学んでいましたが、

教室では子どもたちが各自、タブレットを手にして(ICT機器を用いた「他者参照」機能を使って)自ら完成させた説明文を機器に読み取らせて映像データを提出する、そして、提出された友だちの説明文を参照し、自らの学びを振り返ろうとしている様子がありました。


他の人の作品を参照している間の子どもたちの集中度の高さにとても驚きます…。

この瞬間、子どもたちの学びへの「興味・関心」がグッと高まり、主体的に学びをすすめていっている姿が確認できます。

国語科での学びを通じて、もっと上手く伝えたり、伝えられる内容を受け取ったりできる力を蓄え、毎日の生活をより豊かなものにしていってほしいと思います。

一人一台の端末仕様が当たり前の光景になり、数年が経ちました。

学校では「(機器や操作に)慣れる」段階から「(有効な機能を)適切な場面に用いる」ことに段階が移り、機器使用がはっきりと意図された教育活動がすすめられるようになっています。

本校でも、こうした点を全職員で確認しつつ、学校全体の教育力維持・向上に努めたいと考えています。



2025年12月9日火曜日

季節の深まりを感じながら…(2年生)

 12月に入り、校内では今学期の取組を振り返る場面があちらこちらで見られています。

校舎内にもこれまでの教育活動で制作した作品等、「学習の足跡」等の掲示物が教室だけでなく、いたるところに確認することができます。

年末に向けて忙しさを感じやすくなる時期ですが、こうした時こそ、落ち着いた心持ちで残りの学校生活を続けていきたいものです…。


さて、2年生のある教室では図画工作の学習が進められていました。

お手製の「クリスマスツリーづくり」にむけ、飾りの色つけを行う子どもたちの姿がありました。見つけ拾ってきていた松ぼっくりを片手に、それぞれの子どもたちが思い思いの色を塗っていきます…。


「自分たちと誰かの笑顔につながる…」

ツリーの制作を通して、学校が大事にする合言葉「みんなのいちばん」の実現を目指そうとする教育活動が行われていることがよく分かる様子でした。


みんなが色塗りをしたたくさんの松ぼっくりが、きれいに飾られたツリーができるのがとても楽しみです…。

こうした季節感を感じながらできる生活を楽しみながら、残りの2学期の生活を楽しんで言ってほしいと思います。


2025年12月8日月曜日

残された期間を大切に過ごす 〜意識を揃え、工夫を楽しむ期間に〜(全校)

 先週3日(水)には、今学期最後の全校朝会を行いました。

今月25日に控える、2学期終業式まで、既に20日を切っており、今学期のみならず今年度のこれまでの歩みを振り返りながら、残された期間を大切に過ごすためのポイントを確認する時間をみんなで持ちました。


・「意識のマンネリ化」を予防 →小さな変化を実感できる生活を続けよう

・「生活の質の向上」を工夫  →楽しみながら行い続け、自信を積み上げよう

との話がありました。


その後には、運動、文化それぞれの両面で優秀な結果を得たり、評価を得た人の表彰が行われました。


コツコツ積み上げた努力や高めていった力は、何より、自分自身の心の中に確かな「自信」へと変わっていきます。

学期の終わりを気持ちよく迎え、新たな年に向けて自ら・自分たちのさらなる成長への期待を膨らませていってほしいと思います。





2025年12月5日金曜日

県立美術館見学に行ったよ 〜美術館体験プログラムへのバス招待事業〜(4年生)

 

今年度より、県内すべての小学校・義務教育学校・特別支援学校小学部4年生を対象に、毎年美術館に招待するという鳥取県の事業「MUSEUM START BUS(美術館体験プログラムへのバス招待事業)」がスタートしています。

本校は後期(10月〜3月)分に申込みを行っており、このたび4年生が参加したものです。



今年3月に開館した真新しい県立美術館に到着すると、広くて、きれいな館内の様子にあらためて、ビックリ…、そして10名ものスタッフ、ボランティアの方々との新たな出会いへと続きました。


今回、参加したブログラムのねらいやこのあと行われる体験型の学びの機会を有意義な時間にしてほしいと、お話がありました。


さて、グループに別れて展示室に進んでいきます。

案内役の人たちと一緒に館内を回ることができるなんて、本当にありがたいことです。

そして、作品を目前にしながら、この事業の最大の目的である「対話をしながら鑑賞する」活動が始まります…。




「もっと、時間がほしい!」と、思った人もあったかもしれないですね。

様々なジャンルの作品を自分の興味・関心のポイントをもって鑑賞するのにも、友だちと対話をしながら鑑賞していくのにも…、じっくり楽しもうとすればするほど、あっという間に感じられた時間が過ぎていきます。

こうした学齢期から多様なアートを身近に感じて楽しむことができるきっかけの機会をいただいたことは、子どもたちにとってとても幸せなことだと感じています。


じっくり、自分なりの見方で鑑賞をする子どもたち表情や、意見を交わし合う姿、スタッフの方の話に耳を傾ける様子などから、学校を離れ、本物に直接触れる体験を通しながら、「アートを通じた学び」の体験を進めていったことがよくわかりました。


今度は、別の人達といっしょに、もっとじっくり時間をかけて、鑑賞するのもいいかもしれないですね。
「アートを通じた学び」の意味を、今回の体験をもって感じることができ、県立美術館をもっと身近に感じることができるきっかけとなりました。

受け入れに際し、たくさんの皆様にご準備、ご配慮をいただきありがとうございました。



2025年12月4日木曜日

先生による絵本の読み聞かせシャッフル(全校)

昨晩は初雪が観測され、今朝はうっすらと雪化粧をしたなか、元気に子どもたちが登校しました。

 師走を迎え、慌ただしさが増す頃ですが、学校では落ち着いた学期終わりを迎えることができるようしていきたいと考えています。


さて、毎週、月・金曜日の週2回、本校では校区の読み聞かせボランティア「かもみ〜る」の皆さんにお世話になって、朝読書の時間に「読み聞かせ」を行っていただいています。


子どもたちのそばで、その様子を目にしている先生たちが、普段とは違う他の学年・学級の子どもたちに対して「絵本の読み聞かせ」を行いました。



「どの先生の読み聞かせ?」

子どもたちは、先生が教室に入ってくるのを楽しみにして待ちます…。

そして、先生方も自ら選書した本を手に、それぞれ担当になった教室の子どもたちのもとに向かいます。


選書の意図、本との出会いを通した経験話を含め、いつもと違った雰囲気の中での先生たちによる「絵本の読み聞かせ」が進められました。


「読み聞かせ」には、絵本の内容のみならず、読み聞かせをしてくれた人との出会いや表情、その人から受けとる愛情のかたちををいつまでも心に刻んでいくことができる素晴らしい効果があるように感じています…。

近年、活字離れの進行についても様々なところから警鐘が鳴らされるようになり、本校の子どもたちにとってもこの点は、決して他人事ではなく人として豊かな人生を送っていくための大切な視点のひとつだと捉えています。



先生の声、表情、そして見つめる眼差し…、こうしたものを思い出しながら、

手にしてみる本が増えていくこと、

そして、本を通して多様なことばの表現力に触れ、豊かな想像力を育んでいってほしいと思います。



外部講師を招いての「おなか元気教室」(1年生)

本校でも、12月に入ってインフルエンザ感染症で体調を崩す人が出るようになりました。 現在は毎朝、健康委員のみなさんによる、「手洗い、消毒、換気」のかけ声が聞かれています…。  さて、様々な企業の社会貢献活動が進む中、教育活動に関わる動きも多くなっています。 こうした中、腸内環境の...