班別で行うフィールドワークを前に、ボランティアガイド代表の方から歓迎のことばをいただきました。
「学校名を見て、『懐かしい』と感じた。小鴨、倉吉を知っているんです……。」
縁を大切にされる語りに、子どもたちの心も開いていきます。
「どうか、現地を見て、話を聞いて心で感じてほしい。広島の人々の思いを…。」
「そして、倉吉に帰って、お家の人や周りの人に伝えてほしい。感じたことを話してほしい。」
心が整った一行は、ガイドさんについて、それぞれが公園内の目的地へ向かいました。
ここからは、ある班の動きに密着した様子です。
・各地から毎日奉納される千羽鶴の数々
・引き取られることがない遺骨が、静かに眠る「原爆供養塔」
・鐘の音を世界に響き渡らせたい、心にしみわたらせたい、の願いとともに「平和の鐘」
・核兵器の惨禍を伝える建物として世界文化遺産に登録される「原爆ドーム」
・世界から核兵器がなくなる日を願い、その日が来るまで燃え続ける「平和の灯」
・爆心地から1キロの地点で被爆し、大きな傷を負いながらも新芽を吹き育つ「アオギリの木」
行く先々で、子どもたちに伝えられた「広島の人々の心」と向き合う姿、そして「受け継がれてきた、今も受け継がれるこうした思いに私たちは…。」
大切な学び、気づきとともに「メッセージ」を受け取った気がします。
この時間を大切に振り返り、学校に戻ってからの学びにつなげましょう。
この後、一行は「広島平和記念資料館」を訪ねました。
6名のボランティアガイドの皆さん、ありがとうございました。