2025年6月5日木曜日

修学旅行の様子(その3)

 班別で行うフィールドワークを前に、ボランティアガイド代表の方から歓迎のことばをいただきました。

「学校名を見て、『懐かしい』と感じた。小鴨、倉吉を知っているんです……。」

縁を大切にされる語りに、子どもたちの心も開いていきます。


「どうか、現地を見て、話を聞いて心で感じてほしい。広島の人々の思いを…。」

「そして、倉吉に帰って、お家の人や周りの人に伝えてほしい。感じたことを話してほしい。」

心が整った一行は、ガイドさんについて、それぞれが公園内の目的地へ向かいました。


ここからは、ある班の動きに密着した様子です。

・各地から毎日奉納される千羽鶴の数々

・引き取られることがない遺骨が、静かに眠る「原爆供養塔」

・鐘の音を世界に響き渡らせたい、心にしみわたらせたい、の願いとともに「平和の鐘」

・核兵器の惨禍を伝える建物として世界文化遺産に登録される「原爆ドーム」

・世界から核兵器がなくなる日を願い、その日が来るまで燃え続ける「平和の灯」

・爆心地から1キロの地点で被爆し、大きな傷を負いながらも新芽を吹き育つ「アオギリの木」


行く先々で、子どもたちに伝えられた「広島の人々の心」と向き合う姿、そして「受け継がれてきた、今も受け継がれるこうした思いに私たちは…。」


大切な学び、気づきとともに「メッセージ」を受け取った気がします。

この時間を大切に振り返り、学校に戻ってからの学びにつなげましょう。

この後、一行は「広島平和記念資料館」を訪ねました。


6名のボランティアガイドの皆さん、ありがとうございました。

おがも通学合宿支援事業(セカンドスクール) が行われました (その2)

 昨日に続き、活動の様子を紹介します。 子どもたちは学校から(生活の場に)帰ったら、「まずは、机に向かって、家庭学習(宿題)」に取り組みはじめます。 上の学年の人ほど、隙間時間をみつけようとする工夫する姿が見られ、その様子から何かを感じ、同じように行動していく人もありました。 そ...