2024年12月6日金曜日

結果分析から、ねらいを定めて(エキスパート教員の実践、公開授業)

この4月に実施された「全国学力・学習状況調査」児童質問調査には、


○受けた授業で、自分の考えを発表する機会では、

「考えがうまく伝わるよう、資料や文章、話の組み立てなどを工夫して発表していましたか」

との質問が設定されていましたが、この項目における肯定的回答(工夫して発表していた)の割合が、全国と比べ県全体の割合が下回ることが指摘されています…。


この点は本校でも同様です。

そこで、校内では調査結果を職員で分析し、

・「自分の考えを機会を確保する」

・「工夫して表現する力を育む」

この2点に焦点をあてた授業改善の実践を続けています…。


2日(月)には、本校エキスパート教員(音楽)が公開授業を行いました。

歌曲「まちぼうけ」 作 山田耕作 を鑑賞していきますが、子どもたちは作詞者、作曲者、演奏者の視点に立って、それぞれの意図や工夫点を自らの言葉で表そうと奮闘します。

何とか出した意見を交流させ、曲の特徴や演奏のよさをつかんでいきます。

そして、最後に自分たちが歌ってみたい歌い方を出し合い、工夫した歌い方で歌っていこうとする学習でした。





子どもたちの曲への関心の高まり、歌いたい意欲が高揚している様子がよく分かります。

こうした先生一人一人の弛まぬ工夫と努力による、今、求められる授業改善に向け、確実な歩みを続けていきたいと思います。 










校内授業研究会(6月25日)(5年)

 本校では「特別の教科 道徳」を研究教科にし、研究をすすめています。 「ともに よりよく生きようとする」児童の育成は、教員一人一人のよりよく生きようとする姿をかたちつくる取組でもあります。 学校で学ぶよさのひとつには、「自分を見つめながら 多様な感じ方や考え方に接することができる...