梅雨入り前に、田植えをしていた稲の苗は、長い、史上最高に暑い夏を経て大きくなりたわわな稲穂をつけるほどになりました。
天候不順もあって、延期になっていた「稲刈り」を小鴨・上小鴨両地域から駆けつけてくださったボランティアの方々にアドバイスをいただきながら、5年生が行いました。
「どの部分が普段口にするお米になるのか、じっくり眺めながら…」
子どもたちは、教わった方法での手刈りで稲を刈り取って行きます。
今年は、「令和の米騒動」と言われるほど、各地で米の品不足が発生しその価格が全国的に高騰したこともあって、米、そして手にする稲穂の重みを感じた子どもたちも多かったようでした。
・食の重要性や栄養、日々の食事のあり方などと関連付けての家庭科の学習内容
・米の収量と作付け面積への関連から学んだ知識を思い出す算数の学習内容
・米作りの過程をイメージしながら、知識を関連付ける理科、社会の学習内容
そして、未来に向け、私たちの食と暮らしを守る営みへの考え・とらえをもっていく総合的な学習の時間の学習内容
ひとつの経験、体験を通して、これまでの様々な学びをつなぎ合わせていく貴重な時間を持つことができました。
本格的な実りの秋を迎え、子どもたちの学びの「実り」も確実に大きくなっていっています。
多くの方の協力を得て、貴重な学習ができました。
関係者の皆様、ありがとうございました。
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