1年生が生活科の学習で冬の間に育てるチューリップの球根を植える場面がありました。
球根を植えたことがない多くの子どもたちの活動を支えようと、地域のボランティアの方々が来校してくださいました…。
「球根には、前・後ろがあるんだね。」
模型の顔を使って、わかりやすい説明が始まります。
「球根には平らな面があります。どこにあるかわかるかな?」
「そして、平らな面が自分のおへそを向くように…手のひらに置いてみましょう。」
手作りの「大きな球根の模型」を手にした説明に、子どもたちは興味津々の表情です。
次は、別のボランティアの方から、鉢への植え方についての説明が始まりました。
掘った穴の中に置く球根は、どっちの面をおへそに向けるのだったかな?
聞いたお話の内容やアドバイスを受けながら、実際に球根植えが始まりました。
ボランティアの方との会話も楽しみながらの球根植えが続きます…。
最後は、たっぷりと水分を与えて、活動を終えました。
冬の間、寒さを耐えながら深く根を張り、美しい花を春に咲かせるチューリップの花と、子どもたちの成長していく姿を重ね合わせながら、笑顔で活動されるボランティアの方々の笑顔が印象的でした。
子どもたちは、こうして多くの地域の方々と関わりながら生活を続けています…。
こうした交流の機会の継続が、子どもたちに地域、そして地域に暮らす人々に愛着を抱きながら生活していくことができる力の源になっていってほしいと願いを強くする一日になりました。
ボランティアの皆さん、いつもありがとうございます。