昨日夜、今年度最初の「学校保健委員会」を開催しました。
児童を始め、関係者の県候補保持増進するための各種(学校保健、学校安全、学校給食)計画と健康診断結果の概要説明の後、本校児童の安全について参加者全員でグループ協議を行っていきました。
話題の多くにあがった点が「暑さ対応」のことで、特にまもなく始まる「夏休み」期間中での子どもたち自身が自身の体調管理をしていくことができるための大人としての対応をどうするか、留意点はなにがあるかといった点でした。
学校(歯科)医、学校薬剤師、そして学校栄養教諭の方々からも以下のアドバイスがありました。
・熱中症の症状には「のどの渇き」の自覚症状はない。過信しすぎないこと。
有効な予防対策は、糖分がなくミネラル摂取できる最適な飲み物「麦茶」を少量ずつ、こまめに飲むのがよい。
・虫歯予防の観点からも、糖分が入った飲み物はすすめない。
・経口補水液は、「自分で水分が摂取できるかどうか…」といったレベルの状態時に摂取するためのものとして作られている。普段摂取する水分としては適さない。
・「朝、水分を何も取ってない」と答える児童が多くビックリ…。朝の水分摂取は、朝食で摂取できておくことが重要。味噌汁はタンパク質、塩分摂取の機会となり有効。
子どもたちが、自分で自分の体の状態を気にしながら生活できる感覚が自然と身につく大人の関わりが求められているように感じました。
まずは親子で、そして家庭の会話から、無理なくできることを考えていきましょう。