2025年10月2日木曜日

「高齢者疑似体験」の学習(4年)

 4年生は「総合的な学習の時間」の学びを通して、様々な立場の人について、相手気持ちや立場を正しく理解していく学習を進めています。

この日は倉吉市社会福祉協議会の方々に来校いただき「高齢者疑似体験」を行いました。

日頃、地域やお家で一緒に生活したり、出会う機会も多い高齢者の方々の立場に近づいてみて相手の気持ちや立場を感じ取り、自分たちの関わり方を考えていく学習を進めます…。



疑似体験の際にはからだにたくさんのもの(ひじサポーター、手組の重り、ゴーグル、イヤーマフ、杖)を装着しました。

年齢を重ねるうちに見られるからだの変化(ものが見えにくくなる、筋力が衰えていく、足腰が動かしにくくなる、物忘れの度合いが増していく、音が聞こえにくくなる等)を実感するための装具を装着したあとは、実際によくある日常の場面を再現されるなか動いてみました。


・買い物をする際に、財布から小銭を出そうとしたり、商品表示から正確に商品と値段を見分ける体験(買い物体験)


・手や指を細かく動かす動作の体験(おりがみで体験)


・聞こえにくい中、音を聞きとろうとする体験

・段差のある階段を昇り降りする体験(歩行体験)


やがて、みんなのからだに現れる変化を正しく捉えることは、相手の立場や気持ちを正しく理解し、適切な関わりをもつ判断力・行動力を養うことにつながります。

様々な立場の人を正しく理解できる術を獲得して世の中に飛び出していきましょう。

そして、互いに気持ちよく生活できる世の中をつくる力を発揮していきましょう。










「高齢者疑似体験」の学習(4年)

 4年生は「総合的な学習の時間」の学びを通して、様々な立場の人について、相手気持ちや立場を正しく理解していく学習を進めています。 この日は倉吉市社会福祉協議会の方々に来校いただき「高齢者疑似体験」を行いました。 日頃、地域やお家で一緒に生活したり、出会う機会も多い高齢者の方々の立...